2008年度 県立高校入試倍率 2008年2月28日正午をもって、富山県の2008年度県立高校全日制一般入試の募集が締め切られました。 なお、定員と募集人数の差は、推薦による入学確約者数です。 |
〈富山高校周辺の倍率〉今年の富山高校普通科の志願者は、募集240名に対して269名、倍率は1.12倍となった。2005年、2007年と、飛び石的に高倍率が続いていた「間」の年になるわけだが、その割には比較的多くの志願者が集まったと見るべきだろう。富山中部高校が長らく1.00倍に近い数字にとどまっているのとは対照的だ。 いっぽうの理数科は逆に、今年も含めて高倍率の続く中部に比べれば、富山高校は1.08倍で募集人数を2名上回るだけとなった。普通科と理数科との志願者合計では、富山高校が297名、中部が283名である。 このほか、今年は富山東、呉羽、富山南が定員を40名減らしてそれぞれ高倍率になった。これは過去にも何度か起きた現象ではあるが、それにしても富山南は定員減の影響が倍率の増大にたいへん大きく反映してしまう。富山南の高倍率はもはや宿命か。 高岡高校は普通科1.16倍と平年並み、理数科も定員割れの傾向から脱しつつあるようだ。高岡南は富山東や富山南とは逆に、40名の定員増。昨年が184名の志願で1.26倍と高かったこともあってか、増加分を吸収してなお定員を上回る形となった。 なお、今年は、例年出していた事前の倍率予想記事を書けず、また、倍率発表後の本記事も掲載が遅くなってしまった。お詫び申し上げたい。 〈がんばる受験生、がんばれ!〉ところで、入試倍率に影響を与える主な要因を、影響の大きいと思われる順に挙げてみます。
しかしですよ。入学試験なんてものは、そして特に200点満点という少ない点数の富山県の高校入試においては、きわめてわずかの点差で合否が分かれてしまうのです。内申書の点数はもう決まってしまっているわけで、あとは本番、164点は合格で、163点は不合格、みたいな世界なのです。 だからこそ、ギリギリの点数で迷っているアナタには、そして富山高校で勉強したいと強く志すアナタには特に、迷ってるひまがあったら、1問多く解けるように勉強しなさいと言いたい。富山高校受験生たるもの、だいたい点数は似たようなものなのです。たかだか5点の間にも、何十人もの受験生がいることでしょう。 富山高校で明るく楽しく輝ける高校生活を! 〈学びたき若人、集え〉富山高校は明治18年、「学びたい」という強い意志を持った先輩方、そして彼らを応援した多くの県民の支えがあって創設されました。この「創校の思い」と「慎重、敢為」という校訓は、戦前より変わらぬ富校生の心得として、また誇りとして、いまもなお生き続けています。 これからの富山高校を作るのは、あなたです。富山高校の123期新入生として、高い志を持って校門をくぐられることをお祈りしています。 〈さてと。〉受験勉強にいそがしい中学生のみんな、こんにちは!受験生が最後にやることといったら、これまでのテストの見直しです。特に模試の見直しは力になります。あとは楽しい富校生活をうきうきしながら想像することですね。そのためには富校の杜を読むのが一番。あなたの合格をしっかりサポートいたします。 ガンバレ ! 受験生 !! メールを送る |