2000年度入試倍率
 2000年2月24日正午をもって、富山県の2000年度県立高校全日制入試の募集が締め切られました。その志願状況をお伝えします。 年を重ねるごとに大きな反響をいただき、今年も執筆に気合いが入っております。なお、定員と募集人数の差は、推薦による入学確約者数です。
    去年の「県立高校入試倍率発表」記事を見る

高校 学科 定員 募集 志願 倍率 昨年
富山地区
富山 普通 240 240 242 1.01 1.14
理数 40 28 32 1.14 1.00
富山中部普通 240 240 246 1.03 1.12
理数 40 28 41 1.46 1.27
富山東 普通 280 268 259 0.97 1.07
呉羽 普通 230 214 232 1.08 1.36
富山南 普通 280 252 344 1.37 1.53
高岡地区
高岡 普通 240 240 236 0.98 1.34
理数 40 28 19 0.68 1.00
高岡南 普通 240 224 218 0.97 1.08
その他の地区
砺波 普通 160 160 172 1.08 1.11
理数 40 30 36 1.20 1.13
魚津 普通 200 200 194 0.97 1.12
理数 40 30 35 1.17 1.63
〈富山高校周辺の志願状況〉
 なんといっても今年最大の特徴は全体的な「低倍率」でしょう。 富校と中部のシーソーゲームは今年もわずかにみられますが、両校の差はもはや問題ではありません。 来年の志願者数を予想するにあたっては、むしろ隔年現象による倍率上昇に注目したいところです。
 普通科では富校・中部・高岡の御三家がそろって倍率を落とし、ほぼ全員合格という状況です。 いっぽう、1996年度入試からの御三家の定員一クラス減に影響を受けて、これまで志願者が流れてきていた中堅校の倍率が、順次安定してきました。 昨年の富山東に続き今年は呉羽が落ち着いてきたもようで、来年は富山南にも低倍率の波が訪れるのではないでしょうか。
〈理数科〉
 御三家では今年から推薦枠が2名増え、一般入試の募集は30名から28名になりました。 昨年やや高倍率だった中部はさらに志願者数を増やし、富校も含めて普通科よりも定員超過数が多くなっています。 これは理数科受験生にとってはかなりつらい状況でしょう。来年は普通科に流れるか。
 高岡の一倍復帰は昨年だけだったようで、ふただひ例年通りの大幅定員割れに舞い戻りました。 普通科も大きく倍率を落としていますが、昨年が創立百周年による人気だったのか、今年が教員の不祥事による不人気だったのか。
〈入試に向けて中学生へ〉
 受験勉強にイソガしい中学生ちゃん、こんにちは。受験生が最後にやることといったら、これまでのテストの見直しです。 特に模試の見直しは力になります。あとは楽しい富校生活をうきうきしながら想像することですね。 そのためには富校の杜を読むのが一番!でも勉強をさまたげちゃいけないので、じっくり読むのは3月の試験が終わってからかな(^^? それでは富校合格に向けて「ガンバレ!受験生!!」
〈あとがき〉
 この特集開設以来、特に今年に入ってから本当にたくさんの「ガンバレメール」を送らせていただいています。 ときに中学生の方からありがとうメールまでいただいちゃったりしてニコニコしております。(^^) 富校の杜の読者さまはみんな合格マチガイナシですね♪
1年生 2年生 3年生 (学年の変わり目は4月1日ということで)

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