2006年度県立高校入試倍率 2006年2月24日正午をもって、富山県の2006年度県立高校全日制一般入試の募集が締め切られました。 なお、定員と募集人数の差は、推薦による入学確約者数です。 |
〈富山高校周辺の倍率〉下馬評で富山高校の人気が盛んに聞かれたこともあって、富校の杜の事前の予想は、普通科が昨年とほぼ同レベルの「1.20前後」という数字でしたが、実際には1.03となり、これは1.01だった2000年以来の低水準。予想は見事に外れてしまいました。やはり各中学校、塾などの情報ネットワークは確かなもので、1.22という去年の倍率が異常だったのかもしれません。結局、志願先を最後に決められるというウワサの付属中学生に、どれだけ富校絶対主義者がいるかがカギを握っているのでしょうか? いっぽうの理数科は、「1.15前後」という事前の予想がほぼ的中し、今年は1.19となりました。これは比較的高い人気が続いていた中部の理数科を、数字上は2年連続で上回る格好になりましたが、理数科は元もと募集人数が少ない上に、推薦の確約者によって募集事態も変わるため、あまり重要な比較ではないでしょう。 さて富山高校全体としては、普通科と理数科合わせて266名の募集に対して、志願が277名で、11名が超過しています。倍率が低いとはいえ、それに安心してわずかな不合格者の中に自分が入ってしまっては、元も子もありません。また、入学した後にだって、のほほんとしていると非常に苦しい高校生活の幕を開くことになります。つまり、勉強しろ! 他校もザッと見ておきます。中部は低調ながらも全体としては富山高校をわずかに上回る志願者数を確保。富山東や富山南などが定員を1クラス減らした影響は、少子化の大きな波にかき消されたのか、驚くほど影響は少なかったと言えます。高岡高校は呉西の人気を一手に引き受け、高倍率が続きます。ただし理数科の志願者数はまったく低調。魚津高校は全体で定員割れを起こしており、いよいよ1クラス減が免れないか。 〈がんばる受験生、がんばれ!〉ところで、入試倍率に影響を与える主な要因を、影響の大きいと思われる順に挙げてみます。
しかしですよ。入学試験なんてものは、そして特に200点満点という少ない点数の富山県の高校入試においては、きわめてわずかの点差で合否が分かれてしまうのです。内申書の点数はもう決まってしまっているわけで、あとは本番、164点は合格で、163点は不合格、みたいな世界なのです。 だからこそ、ギリギリの点数で迷っているアナタには、そして富山高校で勉強したいと強く志すアナタには特に、迷ってるひまがあったら、1問多く解けるように勉強しなさいと言いたい。富山高校受験生たるもの、だいたい点数は似たようなものなのです。たかだか5点の間にも、何十人もの受験生がいることでしょう。 富山高校で明るく楽しく輝ける高校生活を! 〈学びたき若人、集え〉富山高校は明治18年、「学びたい」という強い意志を持った先輩方、そして彼らを応援した多くの県民の支えがあって創設されました。この「創校の思い」と「慎重、敢為」という校訓は、戦前より変わらぬ富校生の心得として、また誇りとして、いまもなお生き続けています。 これからの富山高校を作るのは、あなたです。富山高校の121期新入生として、高い志を持って校門をくぐられることをお祈りしています。 〈さてと。〉受験勉強にいそがしい中学生のみんな、こんにちは!受験生が最後にやることといったら、これまでのテストの見直しです。特に模試の見直しは力になります。あとは楽しい富校生活をうきうきしながら想像することですね。そのためには富校の杜を読むのが一番。あなたの合格をしっかりサポートいたします。 ガンバレ ! 受験生 !! メールを送る |