2003年度入試倍率予想 恒例の願書提出直前予想です。2003年のデータはまだありませんのでご注意ください。県立高校入試についての考察をネットで公開しているのはここだけだと思います。さらに今年からは、過去4年分のデータを掲載することにしました。 なお、定員と募集人数の差は、推薦による入学確約者数です。 去年の「2002年度入試倍率」記事を見る 去年の「2002年度入試倍率予想」記事を見る |
〈富山高校周辺の倍率予想〉2002年度の倍率は、富山高校と中部高校における、隔年現象とシーソーゲームというふたつのパターン化した推移に終止符を打ちました。すなわち、両校とも2001年度に匹敵する比較的高い倍率となっています。 これに対しては中学校や塾(模試の判定なども含む)が慎重な見方になるのもやむを得ず、今年度の両校の倍率は「若干の」低下というのが富校の杜の予想です。 もっとも、中学校の教員や塾の講師らの多くが、そして富校受験生の3人にひとりが富校の杜のこの記事を読んでいることを考慮すると、なんともいえなくなってしまうのも否めません。 理数科については、過去の推移を見ると中部の倍率が高くなる傾向があるようです。ただ、先日確定した推薦枠の志願で、中部が2倍を超える高倍率となりました。こういった事情を受験生が考慮して、中部理数科の倍率に影響を与えるかもしれません。
〈富山高校周辺の情勢〉最大の注目はやはり中部卒業の田中耕一さんのノーベル賞受賞でしょう。志望校にかかわらず、県下の中学生に希望と大志を与えてくれたはずです。 ただ、それが直接中部の倍率に影響を及ぼすかといえば、そうでもないと思います。富山高校が2001年度にスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けましたが、2002年度の倍率に影響を与えたとは言い切れません。そもそも科学に関心のある中学生にとって、ノーベル賞受賞者を輩出した学校と文部科学省の指定を受けた学校と、どちらを選ぶかは難しい選択になると思います。 〈学びたき若人、集え〉富山高校は明治18年、「学びたい」という強い意志を持った先輩方、そして彼らを応援した多くの県民の支えがあって創設されました。この「創校の思い」と「慎重、敢為」という校訓は、戦前より変わらぬ富校生の心得として、また誇りとして、いまもなお生き続けています。 これからの富山高校を作るのは、あなたです。富山高校の118期新入生として、高い志を持って校門をくぐられることをお祈りしています。 〈さてと。〉受験勉強にいそがしい中学生のみんな、こんにちは!受験生が最後にやることといったら、これまでのテストの見直しです。特に模試の見直しは力になります。あとは楽しい富校生活をうきうきしながら想像することですね。そのためには富校の杜を読むのが一番。あなたの合格をしっかりサポートいたします。 ガンバレ ! 受験生 !! メールを送る |