2007年度県立高校入試倍率予想 恒例の願書提出直前予想です。2007年の倍率データはまだありませんのでご注意ください(2月27日の正午以降、発表され次第掲載予定)。過去5年分の倍率を表にしているほか、このページ下部にある過去記事へのリンクをたどれば1997年の倍率まで載っています。 ちかごろは育英がわれわれのマネをして(?笑?)新聞全面広告で予想記事を書くようになったようで(12月30日付の記事を入手)、こちらも参考にさせていただきつつ、比較考察も交えていきたい。 なお、定員と募集人数の差は、推薦による入学確約者数です。 |
〈富山高校周辺の倍率予想〉さて富山県全体としての今年の入試の目玉は、表中の学校では富山東と呉羽と富山南が定員を40人ずつ増やすことである(表の数字は前年の定員)。長らく高倍率のシーソー合戦を繰り広げてきた各校だけに、受験生にとってはいいニュースかもしれないが、こと富山高校の受験生にとっては(富山中部も含めて)、倍率に与える影響はほぼゼロと言ってもいいので、この話題はこれでおしまい。 前回の2006年入試は、富山も富山中部も普通科で共に1.1倍を下回る低倍率となったが、これまでの傾向によればこのような場合は前年のリバウンドが起こり、今年は1.1倍を超えることも予想される(2000年1.01倍→2001年1.17倍、2004年1.05倍→2005年1.22倍)。この点、育英による事前の志願者調査でもやはり前年比増の結果が出ているようだが、育英の倍率予想は1.05倍前後と比較的ひかえめとなっている。 理数科については、時に定員を10人以上超える高倍率を出す富山中部(2000年1.46倍、2003年1.36倍、2004年1.74倍)に比べて、富山高校は1.2倍を超えることなく比較的落ち着いている。人数が少ないために中部とのかねあいの影響を受けやすいが、1.1倍から1.2倍の水準だと思われる。なお、育英予想も1.2倍未満となっている。 〈がんばる受験生、がんばれ!〉ところで、入試倍率に影響を与える主な要因を、影響の大きいと思われる順に挙げてみます。
しかしですよ。入学試験なんてものは、そして特に200点満点という少ない点数の富山県の高校入試においては、きわめてわずかの点差で合否が分かれてしまうのです。内申書の点数はもう決まってしまっているわけで、あとは本番、164点は合格で、163点は不合格、みたいな世界なのです。 だからこそ、ギリギリの点数で迷っているアナタには、そして富山高校で勉強したいと強く志すアナタには特に、迷ってるひまがあったら、1問多く解けるように勉強しなさいと言いたい。富山高校受験生たるもの、だいたい点数は似たようなものなのです。たかだか5点の間にも、何十人もの受験生がいることでしょう。 富山高校で明るく楽しく輝ける高校生活を! 〈学びたき若人、集え〉富山高校は明治18年、「学びたい」という強い意志を持った先輩方、そして彼らを応援した多くの県民の支えがあって創設されました。この「創校の思い」と「慎重、敢為」という校訓は、戦前より変わらぬ富校生の心得として、また誇りとして、いまもなお生き続けています。 これからの富山高校を作るのは、あなたです。富山高校の122期新入生として、高い志を持って校門をくぐられることをお祈りしています。 〈さてと。〉受験勉強にいそがしい中学生のみんな、こんにちは!受験生が最後にやることといったら、これまでのテストの見直しです。特に模試の見直しは力になります。あとは楽しい富校生活をうきうきしながら想像することですね。そのためには富校の杜を読むのが一番。あなたの合格をしっかりサポートいたします。 ガンバレ ! 受験生 !! メールを送る |