第37回 文化活動発表会 記事 : 早水悠登 (117) さて11月22日、今年も文活の季節がやってきました。 今年度の文活は、縮小や中身の大幅な改変により、始まる前から様々な議論をよぶものとなりました。 とりあえず、時間が短いので、部活の仕事から解放されている時間は校内をバタバタ走り回ってみよう、ということで今回の文活に臨みました。 |
午前の部 今年の文活は午前が体育館での催し物、午後からは自由時間となりました。 体育館内は非常に暗く、またステージまでの距離が遠いので写真撮影には最悪な状況だったので、ステージ周り全体のパノラマ写真をとってみたりしました。 〜ディベート〜 午前の最初のプログラムは、2年生によるディベートです。 ディベートは開始前や準備段階で多くの議論をかもした催しのひとつです。 今回のディベートは、4組対5組の対戦でした。試合は、終始4組が優勢を保ったまま進み、4組の勝利となりました。 より綿密な準備が勝因となったという印象を受けました。 〜空席多し〜 今年は3年生の席に空席が目立ちました。残念なことです。また、1、2年生のなかには発表を聞かずに勉強している人も多々いたとか。 文活の改変も問題ですが、我々生徒の態度も考えていかなければいけません。 〜プレゼン〜 今年から新しく始まった「総合学習の時間」の成果を発表ということで、1年生はプレゼンテーションを行いました。 基本テーマは「外国事情」ということで、英語の教科書を元に調べた結果を発表していました。 ただ、中途半端に英語で発表されると、聞いてる側には意味不明でした(汗)。 この辺りは、来年以降何らかの形で改善されることを期待します。 午後の部 今年は自由に展示を見て回る時間が大幅に減り、すべてを楽しむということが難しかったと思います。 体育館での催しが何も見ることが出来なかったのは残念でなりません。 〜ケーキ〜 美味しそうです。それだけw 〜液体窒素実験〜 今年の自然科学部の目玉は、なんと言っても液体窒素の実験でした。CMでしか見られない世界を体験してもらおう、というのが狙いです。 狙い通り、人気は液体窒素実験に集中し、他の実験は閑古鳥が鳴いていたような。 〜チャリティーバザー〜 今年の新しい催しとして、生徒会によるチャリティーバザーが開かれました。 生徒みんなが持ち寄った品物を、お安く入手できるわけです。 中には新品同様の辞書や参考書もあったようで、富校生には掘り出し物がたくさんあったのではないでしょうか。 〜すばらしきトミビア〜 今年の流行語にもなりそうな勢いの「トリビア」の富校編がトミビア。 やっぱり個人的に一番おもしろかったトミビアは、「S子先生のまゆ毛の面積は・・・」というやつですね。 関数で形状を近似して、積分するとはなかなかです。ハイレベルなネタですね。 〜体育大会のビデオ&写真〜 あの感動をもう一度、ということで文活では定番の体育大会のビデオ放映と写真展示。 今年の体育大会は必死に頑張る3年生の先輩の姿が印象的で、また自分自身とても楽しめたと思います。 ただ、伝統の「富校体操」が無くなったのは残念でなりません。復活求む!! 〜パソコン部の展示〜 SSH指定に合わせて創設されたパソコン部の活動が、一般生徒にお目見えするのは初めてではないでしょうか。 ハイテク装備された空間が広がっているのかとおもいきや、マニア必見の骨董品とも言うべき代物が並んでいて、個人的には楽しめました。 また、「カセットテープ」に記録されたスターウォーズというゲームや、TFクイズなどもありました。 〜校門監視員〜 監視ごくろうさまです。生徒脱走の監視員を設置しなくてもよいのが本来あるべき姿だとおもうのですが。。。 〜お茶会〜 今年はお茶会いくぞ、と思っていたのですが、科学賞に出発する時間との兼ね合いで残念ながら参加できませんでした。 来年こそは、と思っております。 お茶会は大盛況だったようで、外から記念館を眺めてみると、席はぎっしりと詰まっていてちょっと窮屈そうでした。 来年はもっと大規模にやるとよいかもしれませんね。 〜書道部〜 書道部では水墨画を描いてみよう、ということで多くの人が集まっていました。 また生徒だけでなく先生の参加者も多く見られました。書道の展示作品も、なかなかの達筆ぶりで素敵でした。 文活を終えて 今年度の文活は、何度も言うように変革の只中にあり、今までの文活とは大きく形態が異なりました。 そのことで、今までの文活を知っている2、3年生の中には学校側に不満を感じる点も多々あったと思います。 ただ、やはりどこでも言われているように今回の文活は、生徒の文活に臨む態度にも問題があったと思います。 今回の文活を「つまらなかった」だけで終わらせず、皆でよく考えて、小さなことでもいいから行動に変えていくことができれば、新たな形での「文化活動発表会」という富山高校の色になっていくのではないでしょうか。 あと、自由時間はもっと長いほうが記者にとってはありがたいですw |
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