現役生が、富山高校の日々の出来事をさらりとつづります。
語りかけるような一言をどうぞ。あなたの1行のメールが明日の日記の活力源となります。
今日は冬至です。
冬至にユズ湯につかると、邪気を払い、血行をよくし、体を温めることから風邪などの予防によく、また、ひびやあかぎれをいやすという言い伝えがありますが、ユズ湯につかるより、校長の話が短くなるほうが、風邪予防の効果は大きいと思われます。
今日から本格的な冬休みに入りました。ということは日記に書く題材がなくなります。
そういうわけで、個人的なお話になりますが、今日は長期休暇恒例の部屋・かばん・本棚・机上の整理、掃除を行いました。
明日からはいい気分で学習に取り組めそうです。
終業式といえば、校長の話です。
先週の高校生きらめきフェアの開会式でのあいさつは、普段の富校でのものと違い、非常に聞きやすかったのでしゃべり方を練習したのかと、今日の話にも期待していました。
昨年の村井和校長の「鍛錬」についての話のようなものを想像していました。この「鍛錬」には感動しました。
また、現校長の高校生きらめきフェアでの話では、「世の中に多くの知識を持っている人は大勢いるが、大切なことはその知識を有機的に、かつ独創的に活用する力である」ということをおっしゃっていたので、今日の話にも期待していました。
ところがその期待は開始20秒で裏切られてしまいました。
いつものように文節と文節との間が長く開いた、聞きにくいしゃべり方で序章が始まりました。
話の中身を紹介します。長いので、時間の無い方は次の段落まで飛んでください。
序章では9月11日(Turning Point)にいたる要素を読売新聞の抜粋で紹介されました。
次が本論だったのかもしれませんが、正門を入ってまっすぐ前を見ると、ちょうど剣岳が見えるそうです。
富校が太郎丸に移ってきた100年前から正門の位置は変わっても、正門をくぐったところで剣岳が目に入ってくるという位置関係は変わっていないそうです。
最後は「北辰」についてです。(おそらくここが一番言いたかったところです)
富校で北辰といえば、今年で48号を数える、富山高校生徒会機関誌です。
一般的には「論語」為政篇にその名がでてくる北極星のことです。
その北極星とは富山からは36度ほどの高さに見えるそうなのですが、みなさん、36度方面を眺めてみてください。
適度に上を向いていませんか?
人は向上心をもっていなければ、ならない、そして、「北辰」の角度はそのために適度な角度であるということです。
北辰という言葉は校歌にも出てきます。
富校の、そして富校生の前進のために上を向いていて欲しいという思いが込められていると思われるということでした。
聞いてよかったと思えるのは、この最後の部分の「北辰」の話だけでした。
しかも、校長が序章といった部分は、それ以降に全く関係を持っておらず、序章と呼ぶにふさわしいとはいえません。
ちなみに、校長が壇上で礼をしてから最後の礼をするまでは、39分15秒87でした。長すぎます。
テスト期間でない時期としては初めて学習室を利用しました。
テスト期間中の混雑状況とは正反対で、8人ほどしかいませんでした。普通の日の学習室の環境は、学習をするためには最適な環境でした。
今日で補講もおしまいです。
某日本史の先生は「二十一世紀最初の年の最後の授業」というなんともくどくどしく、かつ「二十一世紀最後の年の最初の授業」と聞き間違えて(言い間違えて)しまいそうなお決まりの文句で授業を締めくくっていました。
理数科の最後の授業は数学でした。
これまで、高校に入学したときの最初の授業は、当時の(今もですが、)理数科主任であった松本先生の生物の授業でした。
なぜか、このような節目の授業には理系の教科です。ただ、一度だけ、一年の学年末テスト前最後の授業の「家庭科」を除いては。
昨日から、保護者懇談会がはじまっています。
このなかで、成績表が渡されるのですが、本人よりも先に親に見せるというのは不思議です。そういってる自分の成績は、・・・。
補講もあと一日です。ついに始まる本格的な冬休み。大量の課題に押しつぶされないようにがんばりましょう。
昨日、今日と二日間にわたって高校生きらめきフェアが開催されました。
昨日の十時ごろ、僕が高校生代表のあいさつをしてはじまったこのイベントも、大成功のうちに終了しました。
昨日のディベート決勝大会で富山高校の一年理数科が最優秀賞、創作ダンス発表会では富山高校も「蝙蝠」(写真)を発表、今日の研究発表会で富校の自然科学部が発表を行いました。
富校の創作ダンスは迫力たっぷりでした。発表をしたみなさん、お疲れ様でした。
また、県下67校の高校がそろった学校紹介コーナーには中学生が大勢きていました。富山高校の宣伝もしました。
来年以降、第二回、三回と続いていってもらいたいイベントです。
きょうから補講がはじまりました。午前中だけで終わりなのですが、チョコチョコと期末テストが返ってきます。
いま、思い出したのですが、「かえってくる」というときに「帰る」という漢字は人に対して使うのだと指摘されたことがあります。
うーん、日本語って難しい。とは、いっても英語はもっと難しい・・・。
そんな日本語を使って書かなければならないのが生徒会誌「北辰」の巻頭言です。
きのう、おとといと二日間かかってようやく書いた作文も、先生にチェックをしてもらっているときは緊張します。
内容については三月発行の北辰を楽しみに待っていてください。
きょうで期末テストが終わりました。
タイトルの「千秋楽」のことですが、そう聞いて思いつくものといえばなんと言っても「大相撲」です。その大相撲は十五日間です。
なんと期末テストも日割り発表から数えるとちょうど15日間なのです。
そんな長い期間からの束縛から解放されたと思った十五分後には、新しい縄が配られました。
例年より少ないのだそうですが、これをすべて終わらせたうえで“自主的な学習”を行う時間が残っている人はどれほどいるのでしょうか?と疑問に思うような量です。
課題と言っても学習するということは、消化すればいいだけというわけではないのです。
それこそ、“昇華”してしまってはもともこもありません。
さあ、そんなことも考えながら、勉強をしてみようかなと思う今日この頃なのであります。