第54回 体育大会 記事 : 藤田哲朗 (116) / 写真協力 : ODA先生 2002年9月5日。昨年とはうって変わって天候にめぐまれた今年の体育大会。 どの団も仲間を一生懸命前に出て応援する、主体性のあるすばらしい大会となりました。では、その模様をどうぞ。 |
〜第54回体育大会〜 晴天のもと、富山高校第54回体育大会が行われました。 昨年は雨の影響で何日も延期されましたが、今年は幸運なことに予定日に晴天がビンゴ。 まあ、前日から快晴だったのですが、それも富校生が日々勉強に運動にがんばっているからの応報ではないでしょうか。 今年の体育大会ではどんなドラマが起きたのでしょう? 〜エール交換で戦闘開始〜 照りつける太陽の下で始まった体育大会。ラジオ体操の後、エール交換で互いの健闘を祈りあいます。 団ごとのエール交換のあとは、各団応援団長による学校へのエールがありました。 左の応援団長から順に“ト・ヤ・マ”と人文字を書いているのがわかるでしょうか。 しかし、これで異なる団同士が肩を平和に並べるのもしばしお休み。今からは優勝目指して敵同士。さあ、勝利は誰の手に? 〜競技開始〜 対抗競技が始まり、どの団も自分のため、団のため、そしてどこかで見ているあのヒトのために(誰やねん)、全力疾走。団席からの応援で、いつもよりもずっと力が湧いてきます。 さあ、一着でゴールしました。大きな歓声で迎えてあげましょう。 借り物競争では、題の「バット」をS先生が持って逃走してしまい、時間内に終わらず、まだランナーがいるのに次の種目が始まるという珍事がおきました。 各団団長が仮装して競技に望むがんばれ団長さん。今年は赤鳳:バカ殿様、青龍:ルフィ、黄鷹:スパイダーマンと、時事ネタよりもTVからの出展が多かったです。特に赤鳳の「1、2、3、アイーン!」コールは今大会屈指の名シーン。 〜ヒートアップ!〜 日ごろは内にひめたる野獣の本性も、今日は剥き出しにして戦います。勝てば英雄。クラスや学校で出世(?)するチャンスです。 血で血を洗う決戦に、学校中が、大興奮! 今年からバトルロイヤルになった(昨年までは時間制)騎馬戦は、最後の一騎からの踏ん張りなどがあり、昨年以上に団体戦がおもしろかったです。勝ち抜き戦では3年生よりも2年生の活躍の方が目立っていたように思われます。来年の騎馬戦も今から期待ができます。 女の騎馬戦こと、米騒動では男子以上に内にひめたる○○(自主規制)が現れ、応援していた男子も唖然。乾燥したコンディションも手伝って立ち上る砂煙は凄まじかったです。 今年の応援合戦はテーマ性が前面にでた演舞となりました。「街火消し」の黄鷹、「和」の赤鳳もすばらしかったですが、青龍の「海賊」は中でも群を抜いていたように思います。前日の公式練習では休憩中の他団を釘付けしたほどです。 今年の体育大会では、フォークダンスをするのは3年生のみでした。2年生は堀川保育所のかわいい園児たちと一緒にフリフリ腰をふったりなんかしたりして踊りました。残念ながら私は直前の大縄跳びに参加していて踊れませんでした(;; 毎年恒例の1年生の富高体操。1年生は、これと寒稽古を通じて一人前の富校生になっていきます。今年の富高体操はかなりレベルが高く、最前列から最後列までみんな気合が入っており、一糸乱れぬすばらしい演技でした。 〜夏の思い出に寄せて〜 団役員は夏休みから一所懸命準備を重ねてきました。 特に3年生は受験も控えているのに、勉強して練習してまた勉強、というハードなスケジュールをこなして今日を迎えています。 一般団員も短い期間に応援練習をしっかりとこなしていました。みんなすべての競技に全力を尽くしていました。 種目にでる人はもちろん、出ない人も団席から必死で応援しました。 長くて短い夏。燃えた今日までの道程。今日はみんなにとって、大切な日になったでしょうか。 〜夏の終わりの夕暮れ〜 解団式では団役員が一般団員へ最後の挨拶をしました。 たった2週間余りの団でしたが、この絆は、2002年の夏の思い出と共に心に残るでしょう。 夕暮れの中で、富校生の夏は終わりを告げました。 |
Natsu@115さんの「楽廊館」より、8月22日〜の日記 デコレーションの制作日記。 |
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