110期予餞会
 2月4日、富校第一体育館にて予餞会がおこなわれました。 後期生徒会の中心的行事であり、外の雪とは対照的に、笑いあり、感動ありの心温まるものとなりました。 なお、筆者は吹奏楽部員なので、演奏の準備をしていたために直接見られなかった出し物もありました。 富校の予餞会については「富校生の一年」を参照してください。
 ・・・ごめんなさい。この日、わたしはカメラを忘れてきてしまいました。 以下の記事中の空白には本来生き生きとした写真を載せるつもりでしたが、このような具合になってしまいました。

チェアダンスがあるつもりでお願いします。 プログラム
 この日、午前中の3時間目までを終えたあと、お昼を済ませて12:15に開会式。 まずかましてくれたのが、生徒会長のあいさつ。通常、「受験を忘れて楽しんでください」という内容を1分から2分かけてしゃべるところを、彼は5秒でそのすべてを語り尽くしてしまった。
 続く出し物第一弾は、演劇部の公演。案内のプリントには、「男子高校生が女子高生に化けて女子校に侵入」とあったため、そっちの期待が高まったが、 コメディな内容の中に実は深遠なテーマがあったようで、生徒のあいだで謎を呼んでいた。

吹奏楽部による心のこもった演奏をご想像ください。  今年の予餞会の見どころとなった出し物を紹介しよう。 まずは2クラス共同作品の劇、「忠臣蔵」。ここ2年、シンデレラ、ロミオとジュリエットと、洋物が続いていたところへ渋い作品をぶつけてきた。 が、最後の締めが決まらなかったとの評判をほしいままにしていた。
 卵の丸飲み大会という、昼食後にしては勇気ある行為に踏み切ったクラスもあった。 また、受験生の大敵である風邪に、「ノドにネギを巻く」ことが効果抜群であることを身をもって示し、ネギ臭くなる者約一名。

素敵なハンドベルの演奏があると思ってください。  お笑い系ばかりではない。ポンキッキーズでおなじみの「チェアダンス」では、ルーズソックスの女の子たちやデッキブラシをもった男子が統制美を見せていた。はず。 毎年恒例となったハンドベルでは、おきまりディズニーの「星に願いを」と、「日だまりの詩」を演奏、静かな音色が体育館にこだました。
 美声の響いたコーラス部のミニコンサートや、心のこもった吹奏楽部のステージ、・・・は、ちゃっかり4月のスプリングコンサートの宣伝付き。 去年はハンドベルで演奏された「卒業写真」が、今年は吹奏楽部が演奏。ユーミンは偉大だ。
 その他、おもいでのスライド上映や、結局賞品が本人にしか分からなかった抽選会など。

3年学年担任団の華々しいステージがあなたなら見えてくるはずです。 スペシャルステージ
 やはり予餞会はこれを抜きには語れるまい。3年生の先生方によるスペシャルステージである。 長野オリンピックに向けて練習に励む、先生フンする選手たち。あの先生がジャンプ! あの先生があられもない姿でフィギュアスケート!
 踊る担任団、硝子の少年を熱唱、アンコールのアンパンマンダンス・・・。
 これ以上の描写は自粛します。(^^;

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