2003年度入試倍率
 2003年2月27日正午をもって、富山県の2003年度県立高校全日制一般入試の募集が締め切られました。
 なお、定員と募集人数の差は、推薦による入学確約者数です。
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    2002年の「2002年度入試倍率」記事を見る
    2002年の「2002年度入試倍率予想」記事を見る

高校 学科 定員 募集 志願 2003 2002 2001 2000 1999
富山地区
富山 普通 240 240 263 1.10 1.15 1.17 1.01 1.14
理数 40 28 31 1.11 1.11 1.11 1.14 1.00
富山中部普通 240 240 264 1.10 1.09 1.09 1.03 1.12
理数 40 28 38 1.36 1.14 1.14 1.46 1.27
富山東 普通 240 226 281 1.24 1.22 1.12 0.97 1.07
呉羽 普通 190 172 197 1.15 1.27 1.10 1.08 1.36
富山南 普通 200 172 283 1.65 1.50 1.31 1.37 1.53
いずみ 総合 200 138 188 1.36 1.88


看護 40 26 37 1.42 2.62


高岡地区
高岡 普通 240 240 304 1.27 1.15 1.22 0.98 1.34
理数 40 26 23 0.88 1.27 0.86 0.68 1.00
高岡南 普通 200 180 175 0.97 1.12 1.15 0.97 1.08
その他の地区
砺波 普通 160 160 165 1.03 1.08 0.96 1.08 1.11
理数 40 30 33 1.18 1.03 0.97 1.20 1.13
魚津 普通 200 200 207 1.04 1.00 1.15 0.97 1.12
理数 40 28 35 1.21 1.04 0.93 1.17 1.63

〈富山高校周辺の倍率〉

 憶測が憶測を呼ぶとこうなるものなのか、富山高校と富山中部高校の倍率は互いにすり寄るかのように1.10倍に収斂しました。

 多年度の倍率の推移を見ると、どうやら富山では普通科が、富山中部では理数科が若干倍率が高くなる傾向があるようです。上位を伸ばす中部と、下位を育てる富山の特色がなんとなく現れているのかもしれません。

 呉羽と富山南がそれぞれ、昨年から定員を40人減らしました。そのしわ寄せは富山南の高倍率化が一手に引き受ける形となり、富山南の底堅い人気がうかがえます。

 昨年から共学化したいずみ(旧女子高)は、共学ショックによる昨年の高倍率が、まずは落ち着いたかっこうです。富山南の高倍率には、地理的に近いいずみから流れてきた受験生もいるのかもしれません。

 高岡の理数科定員割れ・普通科高倍率の傾向は止まりません。以前もここで指摘したのですが、砺波や魚津のように、普通科が理数科を上回る難関となるのは時間の問題か。



〈学びたき若人、集え〉

 富山高校は明治18年、「学びたい」という強い意志を持った先輩方、そして彼らを応援した多くの県民の支えがあって創設されました。この「創校の思い」と「慎重、敢為」という校訓は、戦前より変わらぬ富校生の心得として、また誇りとして、いまもなお生き続けています。

 これからの富山高校を作るのは、あなたです。富山高校の118期新入生として、高い志を持って校門をくぐられることをお祈りしています。


〈さてと。〉

 受験勉強にいそがしい中学生のみんな、こんにちは!受験生が最後にやることといったら、これまでのテストの見直しです。特に模試の見直しは力になります。あとは楽しい富校生活をうきうきしながら想像することですね。そのためには富校の杜を読むのが一番。あなたの合格をしっかりサポートいたします。

 ガンバレ ! 受験生 !!


1年生 2年生 3年生 (学年の変わり目は4月1日ということで)

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