111期予餞会
 2月3日、111期生への予餞会が開催されました。 去年の予餞会ではカメラを忘れてここの画像が用意できなかった苦い思い出がありました。 今年は写真こそ撮ったものの、肝心の予餞会が規模縮小ということで、特集を組むほど書けるか心配ですが、やります。 各教室開催ということで当然筆者は3年1組の予餞会しか観ておらず、ちょいと内容が薄くなりがちかも・・・。

改修工事の続く一体 開催にいたる道のり
 第一体育館の改修工事中ということで広い会場が用意できず、紆余曲折の果てに各教室開催となった今年の予餞会。 一体の工事が決まった当初から懸念されていた問題であるが、画期的な打開策のないままの立案となった。
 例年は一体での開催、お昼から約3時間半にわたるプログラム、1・2年生に加え演劇・コーラス・吹奏楽の各文化部による発表という内容であった。 それが今年は各教室での開催、昼休みに約20分のプログラム、3年各クラスに1・2年ひとクラスずつが主催ということで、3年生はガックリしたものだ。
 それでも大雪の当日、3年生は1・2年生からのはなむけをありがたくいただこうと、お昼には各教室で拍手がわき起こった。

たとえば理数科教室のもよう 出し物いろいろ
 まず各教室ではそれぞれ1・2年生によるあいさつがあり、BGMなどのちょっとした工夫を凝らしたところも。 つづく出し物は担任の先生にちなんだクイズなど、3年生の笑いを取ろうというたくらみはおおむね成功していたようだが、何といっても予餞会といえばハンドベル演奏である。 これはここ数年恒例となっており、去年富校が大枚はたいて購入した高級ベルセットのセカンドステージである。 しかし残念かな、その可憐な鈴の音に酔いしれることができたのは幸せ者の3年5組だけであり、特にベル演奏経験を持つ3年生は悔やむところである。 幸せ者の話によれば、ディズニー「美女と野獣」とKiroroの「未来へ」だったという。

傑作「慎重敢為」マグカップ いただきモノ
 毎年なのか今年だけなのか、卒業記念品としていただいたのがマグ、と呼ぶには少し小さいかな、というマグカップである。 いっけん和風の渋い作品であるが、目を見張るのは臆することなく記された校訓「慎重敢為」の四文字である。 また、その下にはローマ字で”Deligation '99 Toyama High School”とプリントされており、和風と決めつけるわけにもいかなくなってくる。 なお、このカップには葉っぱのかたちの台座も付属している。
 このほかには1・2年生から3年生ひとりひとりにメッセージカードが贈られ、クラスによってはホッカイロ付きというイキなはからいもあった。
 そんなこんなで3年生はめでたく受験をわすれたひとときを過ごせたのでありました。1・2年生、ありがとう! そして、生徒会、ごくろうさま!

ここに載せる写真は・・・ あれ?
 と、コトもなく予餞会が終了すると思ったら大間違いである。そう、3年担任団のスペシャルステージがない!! 毎年3年生を爆笑の銀河に巻き込む予餞会の目玉プログラム、予餞会の男子100m決勝とも言うべきスペシャルステージがなくては、画竜点睛を欠いてしまうのである。
 二体を使ってすべてのプログラムはできなくても、3年生だけが入場するならスペシャルステージは可能じゃないだろうか、と3年生はみな思っていたのである。 予餞会当日になっても、担任団は密かに練習してたんじゃないか、じつは1・2年生の出し物が終わってから筒井先生が放送で3年生を呼び出すんじゃないだろうか、と最後まで期待していたのである。
 3年生にとって、そしてステージへ向けて連日猛練習を繰り広げる担任団にとっても、3年間のおもいでトップレベルのイベントと言える予餞会。 それはスペシャルステージがあってこそトップレベルたり得るものであろう。
 空白の写真欄は素敵なワンシーンをいつまでも待っている。

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