第50回卒業式 3月5日、県下の多くの高校と同じくして、富山高校の卒業式がおこなわれました。 卒業式に写真4枚分もの記事という無茶をしてしまいましたが、楽しみながら、ごゆっくりご覧ください。 |
卒業証書授与式 整然と並べられた椅子、椅子、椅子。卒業生の席がずらり、保護者席がずらり、在校生の席がずらり。 在校生が第一体育館に入り、次は保護者の方々とくるわけだが、瞬く間に保護者席は埋まってしまう。 卒業生は吹奏楽部による「威風堂々」によって入場。国家、式辞ときて卒業証書の授与。 はじめの人の証書が読まれるのを聞いていると、「第2万2千2百1号」とか。 ということは、今期の卒業生の中には第22222号をもらえる人がいるという事。感無量にちがいない。 富山高校の卒業証書授与は卒業生一人一人に校長先生からの手渡しと握手付き。在校生にとっては退屈しがちだが、卒業生にとってはうれしいことだ。 順に名前を呼ばれてしずしずと壇に上るところを、元気よく「はい!」と返事した卒業生一名。さすが。 何かやらかしたのは彼だけであったが、もうちょっといてほしいところ。きっとそういうのがうれしい先生もいることだ。 歓送会 卒業証書の授与が終わり、卒業生は教室に戻って最後のSTをしたあと、正面玄関前の前庭にて歓送会がある。 生徒会長らによる別れのあいさつがやりとりされたあと、気合満点の万歳三唱。まるで体育大会であった。 「百周年記念賛歌大河は流る」「蛍の光」に包まれながら、卒業生は、お父さんお母さん、1、2年生のなかを正門へと歩いていく。 玄関には各界からの祝電も掲示してあったが、高岡高校からきていないのがちょっと寂しい。 皆に祝福されて正門をくぐった卒業生であるが、もちろんすぐに舞い戻ってくる。ひたるわけである。 おもいでを語りあったり、写真を撮りあったり、わけの分からないことをやったり、口では言えないようなことをやったり・・・それはないか。 前庭から西中庭にかけては卒業生ひろばと化した。そんな中で言うまでもなく先生は引っ張りだこである。 特に目立ったのは体育大会仲間の集まり。さすが、いつまでたっても団結力は完璧である。 曇り空ではあったが、卒業生のはしゃぎっぷりの前に、弥生の寒さは相手ではなかった。 卒業記念品 今年の卒業記念品は富高卒業の日展作家による「十八歳の案内図」と題する銅像であった。 セミナーハウス北辰会館に展示されているが、中身のない地図が無限に開けた未来を表して、門出の心に訴えかけてくるものがある。 銅像と聞くと等身大の大きなものを想像しがちだが、彼女は身長数十センチである。 無事卒業式も終わり、ホッと胸をなでおろす先生方・・・は実はおらず、これから国公立の合格発表をひかえてソワソワハラハラの日々を過ごすことになる。 未来へと羽ばたく卒業生に、幸多かれ! |
高岡高校卒業生の方から |
本年度の富山高校の卒業式がおごそかに取り行なわれたようでおめでとうございます。
みなさんは、まだ国公立大学の発表がありますので、まだのんびりできないでしょうが、
今後も富山高校の卒業生としての品位と自信をもって行動されんことを切に希望いたします。
また今後は在校生ならびに新入生の実績をあたたかく見守りください。
今後も県下の御三家の一角として、富山中部高校、高岡高校共々がんばっていきましょう。 僭越ではありますが、高岡高校の卒業生として祝辞を述べさせていただきました。 #高岡高校から祝電が来なかったのは私も残念です。 #やはり交流が少ないようですね。 |