〜春〜
- 卒業式
- 3月上旬。富校は伝統的に卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡しし、校長先生とのカタイ握手がもらえる。
楽しかった富校生活もここで終わりを告げるわけであり、淋しさでいっぱいである。
同時に、大学の合格発表がこのころであり、ハラハラでいっぱいでもある。
正面玄関前の前庭には1・2年生がずらりと並び、吹奏楽による「百周年記念賛歌」と「蛍の光」に包まれながら3年生は母校を巣立っていくのである。おめでとう。
- 春期補講
- やってきましたおなじみの予習地獄。木々が、花が、虫が、そして大地が、皆でうららかな春を迎えようとするなか、富校生の毎日は冬である。
- 入試休み
- 補講期間中、創校記念日と同じようにひょいと舞い込んでくる幸せな2日間。
ああ、今ごろ中学生は必死に問題を解いているんだなあ、かわいいかわいい。などと感慨にふけっていると楽しくてしょうがない。
- 終業式
- 3月下旬。仲良しクラスでは別れを惜しんで文集やクラス誌が発行される。と、担任もうれしい。
もっとも苦しい冬休みに比べれば、春休みは多少ゆとりがあり、季節の陽気も手伝ってこの日はみんな表情が明るい。
ただし、ゆとりがあるとは言え富山高校らしい宿題の量はゆずらない。
- 春休み
- 夏休みに次いで富校生がもっとも活動的になる時期。
大学の見学のほか、春スキーに行ったり、ディズニーランドへ行ったり・・・。ただし、学割をもらうときは大学の見学が最前面に押し出される。
富校生の一年もこれを区切りに再び桜の季節へとめぐっていくのであった・・・。
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