2005年度県立高校入試倍率 2005年2月25日正午をもって、富山県の2005年度県立高校全日制一般入試の募集が締め切られました。 なお、定員と募集人数の差は、推薦による入学確約者数です。 |
〈富山高校周辺の倍率〉「1.10を超える程度の上昇」と予想していた富山高校普通科の倍率ですが、1.22と予想を上回る結果となりました。1.20を超える倍率は、実に定員を1クラス減らした1996年以来となります。富山東が志願人数で昨年の314人から41人も減らしており、相当数が富山、または富山中部に回ったものと見えます。 いっぽうで理数科は1.18となり、「中部を越えない程度(1.10〜1.30?)の上昇」という事前の倍率予想の範囲内には収まっていますが、中部が1.14にまで倍率を落としており、結局富山を下回ってしまいました。 そのほかの高校では、昨年1.66と異常な高倍率を見せた呉羽が、反動で0.99と定員割れの事態に陥っています。「翌年に敬遠されるかどうかの境目は1.60」という以前からの富校の杜の分析が当てはまりすぎています。これに連動して富山南が倍率を上げており、受験生の胸中が思いやられます。 高岡は普通科が堅調な中で、理数科でたびたびの定員割れ。砺波は2001年以来の、志願人数総数での定員割れを起こしています。 さて、富山高校は普通科も理数科も、近年まれに見る高倍率で、定員を57人も超過しています。受験生は気を引き締めて受験に望みましょう。 〈がんばる受験生、がんばれ!〉ところで、入試倍率に影響を与える主な要因を、影響の大きいと思われる順に挙げてみます。
しかしですよ。入学試験なんてものは、そして特に200点満点という少ない点数の富山県の高校入試においては、きわめてわずかの点差で合否が分かれてしまうのです。内申書の点数はもう決まってしまっているわけで、あとは本番、164点は合格で、163点は不合格、みたいな世界なのです。 だからこそ、ギリギリの点数で迷っているアナタには、そして富山高校で勉強したいと強く志すアナタには特に、迷ってるひまがあったら、1問多く解けるように勉強しなさいと言いたい。富山高校受験生たるもの、だいたい点数は似たようなものなのです。たかだか5点の間にも、何十人もの受験生がいることでしょう。 富山高校で明るく楽しく輝ける高校生活を! 〈学びたき若人、集え〉富山高校は明治18年、「学びたい」という強い意志を持った先輩方、そして彼らを応援した多くの県民の支えがあって創設されました。この「創校の思い」と「慎重、敢為」という校訓は、戦前より変わらぬ富校生の心得として、また誇りとして、いまもなお生き続けています。 これからの富山高校を作るのは、あなたです。富山高校の120期新入生として、高い志を持って校門をくぐられることをお祈りしています。 〈さてと。〉受験勉強にいそがしい中学生のみんな、こんにちは!受験生が最後にやることといったら、これまでのテストの見直しです。特に模試の見直しは力になります。あとは楽しい富校生活をうきうきしながら想像することですね。そのためには富校の杜を読むのが一番。あなたの合格をしっかりサポートいたします。 ガンバレ ! 受験生 !! メールを送る |