1999年度入試倍率
 1999年2月25日正午をもって、富山県の県立高校全日制入試の募集が締め切られました。その志願状況をお伝えします。 去年の記事は思いがけず多くの方に見ていただいたので、今年も張り切ってみました。なお、定員と募集人数の差は、推薦による入学確約者数です。
    去年の「県立高校入試倍率発表」記事を見る

高校学科定員募集志願倍率昨年
富山地区
富山 普通 240 240 274 1.14 1.09
理数 40 30 30 1.00 1.00
富山中部普通 240 240 268 1.12 1.16
理数 40 30 38 1.27 1.10
富山東 普通 280 268 288 1.07 1.26
呉羽 普通 230 214 290 1.36 1.50
富山南 普通 280 256 392 1.53 1.41
高岡地区
高岡 普通 240 240 322 1.34 1.27
理数 40 30 30 1.00 0.63
高岡南 普通 240 224 241 1.08 1.14
その他の地区
砺波 普通 160 160 178 1.11 0.99
理数 40 30 34 1.13 1.23
魚津 普通 200 200 223 1.12 1.08
理数 40 30 49 1.63 1.10
〈富山高校周辺の志願状況〉
 富山市の両横綱、富校と中部は互いに倍率をシーソーさせる隔年現象を見せています。 これに対して今年富校が上回ったのは富校の杜の影響である、という見方が一部専門家の間でささやかれたりすることはないのですが、実際少しは寄与しているでしょう。 高岡は創校百周年もあってか普通科・理数科ともに志願者増。
 3年前の御三家における定員減を受けた周辺校の志願者数増加は、富山東から完全に呉羽、富山南まで移行し、特に富山南は昨年の呉羽における高倍率の影響も受けてさらに志願者が流入しました。 来年は今年の富山東の低倍率、富山南の高倍率を受けて、呉羽を含めた3校のあいだで「ならし」が起こりそうです。
〈理数科〉
 中部が若干の志願者増になりましたが特に高倍率でもないでしょう。ただ、来年には富校とのあいだに影響を及ぼしそう。 高岡は定員の大幅割れが続いていましたが、ついに1倍を回復しました。魚津は突如の大幅増で原因不明。
〈入試に向けて中学生へ〉
 受験勉強に忙しい中学生ちゃんが、果たしてどれだけ「富校の杜」を見てくれているのか分かりませんが、まあ、最後にやることといったら、これまでのテストの見直しです。 特に模試の見直しは力になります。あとは楽しい富校生活をうきうきしながら想像することです。そのためには富校の杜を読むのが一番ですが、さすがに受験生はちょっとひかえましょう。 3月11、12日の試験が終わってから、じっくり見てください。「ガンバレ!受験生!!」
〈あとがき〉
 今年は来年への予想についても大きく書いてみました。去年はガンバレメールの依頼が筆者のテスト中に届いたりして逆に励まされたものです。 聞けば中学校のあいだにも富校の杜が浸透しつつあるようでうれしいことです。 先生、生徒のみなさん、ここでしか手に入らない、ナマモノの情報をたっぷり持っていってください。
1年生 2年生 3年生 (学年の変わり目は4月1日ということで)

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