記事: 脇田直樹(130) / 写真: 白川ひかる(130)
1月31日、129期卒業生を送り出す予餞会が開催されました。それぞれのクラスの出し物をまとめてみました。今回の写真撮影と取材はもうひとりの日記記者の2年 白川さんにお願いました。
今年度はダンスからのスタートでした。某スポーツドリンクや某学習塾のCMソングに合わせて踊るというもので、マイクパフォーマンスや劇が無くダンスのみを極めていたクラスでした。
タイトルからお分かりいただけるよう、昨年大ヒットしたあのアニメーション映画の主題歌を鍵盤ハーモニカを中心に演奏していました。劇による名シーンの再現もあってなかなかの盛り上がりでした。余談ですが筆者はこの映画を4回劇場に見に行っています。
筆者のクラスです。雪の女王を目指すも挫折したヒロインが仲間の助けを借りてやる気を取り戻すストーリーを「ありのままで」のバックコーラスとダンスに乗せて表現するミュージカル調な発表でした。氷をスプレーの吹き出しで再現するなど笑いどころもしっかりありました。
シェークスピアによる不朽の名作「ヴェニスの商人」のオマージュでした。ところどころモノマやコントも入っていて飽きない脚本でした。
前半は富山高校あるあるを歌に乗せて紹介する「あたりまえ富校」でした。校門の前での予備校のビラ配りなど富校生ならだれでもクスッと笑ってしまうようなあるある話ばかりでした。後半は戦隊の服を着た5人のボケとツッコミでした。衣装をわざわざどこかから借りてくるなど力が入っていました。
ストーリーをゆっくり見る暇がなかったのですが、映像がとても綺麗だということはわかりました。噂によると写真部の生徒が細かく指示を出して撮影していたとか…。
なんとも自分たちの世代らしいタイトルですね。クイズのはずなのにクイズ以外の劇やダンスパ―トの方が印象に残りました。特に多くの男子が女子の制服を着て踊っていたのが印象深いです。
このクラスの男子生徒が実名役で転校生として主人公のクラスにやってくる設定でした。アイドルオタク役の男子生徒がアイドルについて語る早口長台詞は圧巻でした。
プログラムの時間を見てタイトルを付けたと思うんですが、進行が遅れて3時くらいになっていました。そもそも午後の3時間だけで予餞会をやろうとすることに無理があると思います。そんな話は関係なくて、普段硬派なイメージの数学のA先生がアイドルの曲をヴォーカル付きで踊っていました。予餞会では人の思わぬ一面を知ることが出来ますね。
3学年の先生の学生時代の写真をスクリーンに映して、それを当てるというクイズがあったのですが予想外の答えに3年生からどよめきが起こっていました。司会者が写真を見て「昔『は』格好良かった」と言っているのを聞いて笑ってしまいました。
もちろんあの小学生探偵のパロディなのですが「名」ではなくて「迷」なのが大事です。小道具の蝶ネクタイ型変声機がやたら凝っている物でした。
合唱曲「虹」の合唱でした。合唱の方はかなり本格的で驚きました。「正統派」予餞会という感じですね。
昨年オーストラリアに留学して、先日帰国して来た元生徒会長の男子生徒(年齢は3年生と同じ)が本人役の主人公でした。ステージに彼が出て来るや否や3年生から歓声が沸いていました。
クラス全員が紅組と白組に分かれてヒットソングを踊り、最後に三年生に勝敗を決めてもらうという視聴者参加型の出し物で、トリにふさわしい盛り上がりを見せてくれました。4組の男子生徒が全員でサイリウムを振って「オタ芸」をしていたところが印象深いです。
予餞会一番の楽しみといったらやっぱりこれです。男性の先生方3人が神様に扮して、女性の先生方3人が扮する女子高生3人のお部屋探しを手伝うという物語でした。昨年度に転任された先生からの温かい手紙の代読もあり、あふれんばかりの拍手とともに予餞会は閉幕しました。
筆者が放送部の行事運営責任者であったため、白川さんに押し付けたメモと舞台袖でみた感想を元に書いてみました。拙い記事ですが予餞会のおおまなか様子が伝われば幸いです。毎年何らかの理由で開催が危ぶまれる予餞会、来年もその次の年も富山高校の名物行事として残っていてほしいですね。
> 僕は富山高校を志望する中学3年生なんですけど、富山高校について調べていくうちにこのサイトをみつけました。富山高校生の普段の様子を知ることができて、よい雰囲気の学校だと知りました。これからも日記を応援していきます。頑張ってください! (富山高校志望の中学生X
応援コメントありがとうございます(*^^*) X君も富山高校に入学して、是非日記記者になってください!!勉強は大変だと思いますが、合格すれば充実した高校生活がX君を待っています!頑張ってください!!(しらかわ)