2004年 116期 予餞会  記事 : 早水悠登 (117) / 藤田哲朗 (116)
 今年も無事に、絶滅が危惧されている行事の一つ、予餞会が行われました。 哲朗先輩の記事が即日公開されているので、内容がかぶらぬように書いてみます。(早水)

女子十二楽坊主 〜開会式〜

 会の始まり、開会式では、今年大ヒットした12(13)人グループをパロった「女子十二楽坊主」が登場し、体育の授業よろしく点呼をしてすぐに去っていきました。 よって12人写ってなかったりします(汗

演劇部 〜演劇部〜

 開会式の後は、演劇部による演劇がありました。 昨年、某演劇部の人が「時間短すぎ」と嘆いていたのですが、演劇はもう少し時間が長いほうがよろしいと個人的に思うのですが。 話が良かっただけに、終わりがちょっと急ぎ足だったような。来年は10分程度長くてもいいような気がします。

ラインダンス 〜ダンス〜

 ウェーブマシン?ではなくて、ラインダンスです。一糸乱れぬラインダンスは見ごたえがありました。 そのあとは、ピンクレディーの「UFO」「カルメン」「ペッパー警部」モーニング娘。の「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」などをほとんど男子だけで踊ってましたw

踊る大走査線だけど新撰組 〜踊る大走査線だけど新撰組だけどチューチュートレイン〜

 予餞会の目玉の一つである劇では、踊る大走査線のはずなのに新撰組が登場し、悪人に成敗されてしまいました。

激励戦隊ゲキレンジャー  立て篭もり犯は実は激励戦隊ゲキレンジャーの(水原)レッドとイエローだったのです。富校体操を取り入れた殺陣などは爆笑でした。

富山高校ウォーターボーイズ  予餞会最大の出し物、先生達の出し物は富山高校ウォーターボーイズでした。 今年の劇は、去年以上に作りこまれていたように思いますが、ただでさえ多忙なはずの先生達がこれだけの劇をつくるのってすごいですよねぇ。 今の2年の先生方が壊れる姿も是非是非見たいものです。

 始まる前は、「今年の予餞会どうかなー」と思ったりもしていたのですが、時間がとっても延びたこと以外は大成功といっていいのではないでしょうか。 どの出し物も3年生に楽しんでもらおうと色々頑張ったことが伝わってきました。 今は行事縮小の流れが強いですが、そんなときだからこそ富山高校が富山高校たるために予餞会はずっと続けていくべきだと思います。

 個人的な話として、やっぱり2年の席からだと撮影状況がよろしくないです。 デジカメの能力を最大限に使ってもブレるわボケるわで、暗いのは補正をかければ問題ありませんがノイズも酷くて編集に手間がかかりました。 来年は一番前に陣取ってみようかなーと思っています。

▽早水悠登@117に読者の声を。







〜はなむけしてもらう側の予餞会〜 116期 藤田哲朗編
 2004年2月2日。センター試験の時と同様に、はなむけされたてほやほやの藤田哲朗が帰宅から速攻で書き上げました。

笑顔の3年生  2月2日月曜日。

 富山高校での3年間を締めくくる最大最強のイベント、予餞会が今年も第一体育館で行われました。 高校生活3年間はまさにこの時のためにあったといっても過言ではありません。さあ、後輩諸君。期待してますよ!

演劇部 〜恒例・トップバッター演劇部〜

 例年通り、今年も1番手は演劇部。主演は富校の男役トップスター、朝日望です。今年も学ランが似合ってます。笑。

 開会式直後でざわついていた3年生もラストシーンではステージに釘付けでした。涙を浮かべている人も。感動しました。

合唱 〜合唱〜

 今年の合唱は2クラス。元気な1年生の「学園天国」「贈る言葉」、そして「旅立ちの日に」と、きれいな歌声の2年生による「空も飛べるはず」です。


合唱
 1年生はステージ狭しと踊り歌い楽しませてくれました。2年生はハーモニーを体育館いっぱいに広げてくれました。

ダンス 〜2年目・ダンス〜

 昨年度1-Rにより鮮烈なデビューを飾ったダンス。今年は2-2が行いました。

 ラインダンスでは学ラン男とセーラー女が息のあったコンビネーションを見せてくれました。 よく見るとセーラー男も混じってました。「1番カワイイ!」なんて声もありました。いいのか?

 続いて女の子2人によるかわいいピンクレディー、馬軍団による奇妙なピンクレディーのダンスがあり、馬+女の子のコラボレーションで3年生は大興奮。

 最後にはスカート野郎集団によるモーニング娘。(かなり上手い)で会場は大爆笑。

トーンチャイム 〜トーンチャイム初登場〜

 今年の合奏ではなにやら見慣れない棒が登場しました。富校日記1/26によるとトーンチャイムというらしいですね。 ハンドベルとは一味違った暖かい音を響かせてくれました。 トーンチャイムの後はハンドベルきれいな鈴の音が受験勉強に疲れた3年生の心を癒してくれた気がします。

先生あてクイズ 〜先生あてクイズ〜

 今年のクイズは先生あてクイズ。次々と出てくる情報を元にその先生は誰かを当てるクイズです。 先生の意外な一面に、予想通りの一面に爆笑したり驚嘆したり。

 私のクラスは景品でうまい棒を120本頂きました。食べながらタイプしてます。ごちそうさま。

吹奏楽部 〜吹奏楽部〜

 吹奏楽部は「アフリカンシンフォニー」「夜空ノムコウ」の2曲を演奏しました。 照明の光に照らされ、金色に輝く楽器を抱え、今年も素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

劇 〜どうして現場に血が流れるんだ〜

 今年の劇は大人気映画「踊る大走査線」のパロディ。

 警察の特殊部隊が新撰組だったり、室井管理官がやたら似てたり、昨年登場のゲキレンジャーのレッドとイエローが中身を入れ替えて再登場したりと、笑どころ満載で、今年も楽しい劇でした。

コーラス部 〜I need to ...〜

 コーラス部は「二次のかなた」・・・じゃなかった「虹の彼方」「サウンドオブミュージック」「この世界の全部」、そして1-R音楽選択者との合同合唱「I need to be in love」の計4曲を歌ってくれました。 水のように澄んだ歌声がハイテンション続きの予餞会のいい清涼剤になってみたいです。

スライドショー 〜思い出・感動・アンパンマン〜

 これも毎年恒例、生徒の出し物の最後はスライドショー。 1年生の写真が写るたび「若ーい!」なんて歓声が上がり、まだまだ幼かった懐かしい思い出が浮かんできました。

 スライドの最後には1,2年生の時にお世話になった先生方からのビデオレターがありました。 増田先生が10kg痩せたという事実みみんな驚嘆し、「健康は大事」との言葉に胸がいっぱいになりました。笑。

 このスライドで一番フィーバーしたのはなんと言っても眞田先生(だと思う)からのメッセージ。 背中にアンパンマン、幼児用の車のおもちゃにまたがりながらも、真剣なメッセージをおそらくカンペを見ながら我々に伝える眞田先生(推定)に一同大爆笑。 結局、顔を見せてはくれませんでした。

担任団 〜富山高校ウォーターボーイズ〜

 今年の3年担任団の出し物は映画「ウォーターボーイズ」を題材にしたコント(?)でした。


担任団 監督・製作総指揮:松井 昭博

主演:小黒 貴之

製作責任:沢井 友義

 責任をとるのが主任というのは妙に生々しいですが。


担任団 〜僕にも大きいところだってあるんですよ〜

 6月体育大会も終わり、やり場のないエネルギーを持て余す富山高校3年生小黒 貴之とその仲間たちが織り成す青春ドラマ。 自虐、他虐、下ネタ、なんでもアリ。異動なさった先生方までもネタにしながら3年生を笑いの渦に巻き込みます。 明日からは平穏無事に授業できそうにありません。

 最後は沢井学年主任の熱唱が今年の担任団の出し物を締めくくりました。

幕間 幕間  題目には載りませんが幕間には手品とコントがありました。

 手品はうっかり失敗したり、失敗したと見せかけて成功したりとなかなか面白かったです。

 コントは息もピッタリ、ネタもばっちりで3年生の心をわしづかみにしていました。

笑顔の3年生 〜ついに閉会式〜

 116期予餞会もいよいよ閉会式になりました。

 今年の予餞会は1,2年生全員による「世界に一つだけの花」の大合唱で締めくくられました。感動のフィナーレ。

 3年生の笑顔は1,2年生、そして先生方の奮闘のおかげです。どうもおつかれさまでした。

桜の校門 〜Gratitude〜

 とうとう予餞会も終わり、3年生に残された行事は卒業式のみとなりました。この予餞会は受験で疲れた心に安らぎをもたらすと共に、「卒業」という現実を突きつけられる時でもあります。

 みんなと太郎丸で過ごした3年間を思うと胸が締め付けられるのはなぜだろう?

 早く卒業して受験勉強から開放されたいなんて思っていたのに。

 楽しい思い出も、辛い思いでも、みんな忘れられない。

 富山高校116期生になれたことを、感謝したい。

▽藤田哲朗@116に読者の声を。



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