5月
 ゴールデンウィーク・単科テスト・体育大会団編成・中間テスト・制服移行期・高校総体

オーバードに集まる中高生 5月30日(土)
 高校総体1日目ですが、屋外種目にとってはあいにくの空模様で、午前中は小雨がぱらついていました。 富校グラウンドでは野球部が対中部高校戦をおこない、熱のはいる組み合わせでしたが、勝敗のほどは不明。
 さて、きょうはなんの日かといえば、富山県中に一大デマがまわった日であります。 それは日本テレビの番組の企画で、ナインティナインの岡村隆史が「5時に富山市のオーバードホールに来る」というものでした。 現地には1000人を超える中高生が集合、熱気に包まれていました。富山の中高生ネットワークも大したものです。富校生も多数集まっていました。 デマの犯人は女子高校の3年であるといううわさもありますが、真偽のほどは分かりません。 県下各地から大勢の中高生が詰めかけましたから、偶然の同窓会がいたるところで勃発しており、 みな「うわさはデマでもきょうはおもしろかった」と口をそろえていました。

屋根のある富校屋上 5月28日(木)
 つい調子に乗ってデジカメが満杯になってしまって、きょうのメインイベントの大掃除の写真が撮れませんでした。
 と、いうことはどうでもいいのですが、放課後富校生がいっせいに草むしりへと赴くさまは正に壮観でした。 ただし、きょうは太陽もさんさんと輝く好天であり、放課後とはいえ西日をいっぱいに陽気が続き、早い話が生徒は暑いなかダヤかった(富山語)。 草の運搬には富校の備品と思われる軽トラックが出動、グラウンドを元気に走り回っていました。

おなじみ北辰会館食堂 5月27日(水)
 水曜の4時間目はホームルームですが、きょうは6月17日の球技大会へ向けてのチーム編成を決めました。 例年、1回戦で敗退すると一挙に退屈度ゲージが埋まってしまうことがありましたが、今年はそれを改善するため、簡易的なリーグ戦が導入されました。 吉友執行部のアイディアですが、なかなかいい効果をもたらしてくれそうです。
 総体が近づいていますが、19の運動部のうち、6つの部長が3年1組に集中しています。 文化部も併せるとクラス42名中8名が部長。リーダーシップあふれるクラスです。

斉藤八郎先生像 5月26日(火)
 今週から教育実習生が姿を現しています。1・2年生のクラスでは、授業を担当されたところもあり、さぞかし緊張したことでしょう。 富校における彼らの根城はおなじみ視聴覚室であり、現役のわたしたちには分かりませんが、放課後にもせっせとなにやら大変そうです。
 ところで、数学参考書の代名詞であるチャート式シリーズですが、今年からデザインを変更していました。 赤チャートには変化がありませんが、富校で使う黄はグッとかっこよくなっています。 なお、どう見ても緑、うっかりすると黄にも見えた青も、ついに本当の青になりました。

彼は自分でカメラを持ってシャッター切ってます 5月25日(月)
 きのうからお天気がぐずついていて、きょうもしとしとぱらぱらと雨が降りていました。 本屋さんには赤本が並びはじめており、3年生は受験生としての自覚を高めざるをえません。 返却される中間テストの結果が、いっそうその思いをあおってくれます。運動部終了の総体まであとわずかです。
 ところで、現代文の教科書には注釈がついていますが、たまに我々をなめているのか、と思わせるものがあります。 特に甚だしいのは外来語です。「バリエーション」や「コントラスト」ならまだ分かりますが、「ジグソーパズル」や「パソコン」にまで懇切丁寧な説明を書かれると・・・ねえ。

暖かい西中庭 5月21日(木)
 富校ではきのうからようやく制服の移行期間。 1日目はさすがにみんな様子を見るのか、合い服率は50%にとどまっていたのに対して、きょうは男女ともに90%の人が合い服を着てきていました。 ただし移行期間の告知は教室に小さなプリントが貼られていただけで、初日は移行期に気づかなかった生徒も多数いたようです。
 日差しも強くなってきました。御法度承知で半袖を着てくる男子もちらりと見かけます。

掃除をはじめよう 5月19日(火)
 中間テストも今日でおしまい、テスト勉強の重圧から逃れられてホッと一息つくと同時に、午前中で学校が終わる日々が過ぎ去っていくのがわびしい。 1年生の政経のテストでは、おきまりの時事ネタとしてスハルト大統領や伊良部投手などが登場したようです。
 テスト終了後のホームルームでは、各クラスで宿泊学習・遠足のお話がありました。 1年生は恒例能登青年の家にて1泊2日。2年生は富山の誇る世界遺産の五箇山合掌造り。 3年生は上滝中校下のよしみねにてバーベキュー。2年生はなかなか味な選択をしましたね。
 なお、きょうは春に卒業した先輩方の合格体験記も配られました。

理科館横からながめる 5月16日(土)
 きのうから年度最初の中間テストですが、富校生の意気は盛んです。 職員室では何といっても3年生のがんばりに注目が集まるところでしょう。 保護者会で配られた「学習生活実態調査」の結果によれば、例年よりも家庭学習状況が思わしくないということですが、そこは受験生・・・。
 明日は日曜日がテスト休みに化けています。ソンした気分でいっぱいですが、休みの有効活用は日常茶飯事です。

休み時間のミルクホール 5月14日(木)
 テスト前日ということで今日の授業は4時間目でおしまい。ちょっとウキウキな生徒もいます。 さて、放課後には代議員会がありました。議題は毎度お騒がせの体育大会の団編成。 今回は生徒会執行部の打ち出す3団案に対して、1年2組と2年1組が4団バラバラの修正案を提示するなど、本格的。 しかし各クラスでの話し合いの大勢はすでに3団へと傾いており、結果は圧倒的多数で執行部案が通りました。詳しくは特集記事にて扱います。
 また、放課後これとは別に保護者会もありました。 富山高校のいろいろな話題や方針についての説明を受けるわけですが、その際、制服移行期について 「気候に応じて、臨機応変に衣替えしなくて、どうするんですか!」と建白した保護者の方もいたということです。

東中庭でのお弁当 5月13日(水)
 中間テストが近づくなか、3年生の今日のホームルームは進路のお話。 合計144ページにも達する豪華「進路のしおり」が第1集と第2集の2冊。 そこらの企業が作ったガイダンス冊子の類は軽く蹴散らしてしまう、充実にして完璧、詳細にして丁寧な無敵のしおり。 その内容のすべてにわたって、今年度用に解説がなされているのにはまったく脱帽日に9度す、というほどです。
 今日は一日ウグイスが富校で遊んでいたようです。東中庭でホケキョ、前庭でホケキョと、自慢げにその美声を響かせていました。

食堂の盛況 5月12日(火)
 昨日今日と雨。中間テストは今週金曜からということで、富校生は存分に試験勉強に励んでいる・・・ところでしょう。 1学期のこの中間、1年生にとっては、3年間で最も気合いのはいる定期テストとなります。 また、3年生にとっても、がんばる人はこのときから気合爆発、受験生の華々しいスタートダッシュを見せるところです。
 ただし、今月末には高校総体がひかえており、テスト勉強にはめもくれずに毎日猛練習を続ける運動部も少なくありません。 それが、最後の総体となる3年生は、なおさらのことでしょう。

歴代校長写真 5月11日(月)
 今日はお昼に3年生だけの代議員連絡会がありました。伝達は、もちろん体育大会の団編成について。 いつもなら、数学教室や視聴覚室にておこなわれますが、今回は職員の主だった方々もご参列ということで、会場は職員室となりの会議室。 一般生徒には初めての入室です。校訓「慎重敢為」の額や、歴代校長写真といったおきまりのオブジェがしっかりありました。
 ともあれ、執行部は前回決着のつかなかった団編成に対し、再び3団案の提案を。 それをもとに、特設の7限目をつかってクラスで話し合いがおこなわれました。充実の決定への推移ですね。結果にかかわらず。

傘置き場 5月8日(金)
 降水確率100%は伊達ではありません。断続的ながら、久々にどっしゃりと大粒の雨が降りました。 温かいモノへの食欲が湧くのか、食堂は瞬く間に売り切れ、昼食はアイスクリームという子も。
 今日のクラブを最後に、各部活動は中間テスト前一週間の試験休みに突入。 とはいえ、総体が近いこともあって運動部にはまだまだがんばるところも。
 あすあさっての2連休、遊ぶか勉強するか、15日からの中間に大きく響くところ。きっと、2年生が一番危ないでしょうねえ。

立ち幅跳び 5月7日(木)
 今日は2時間ずつ使って、3年から1年まで順にスポーツテストを遂行。 もちろん、シャトルランはすでに測定済みなので、くたばるようなことはありません。 午後から雨が降りましたが、1年生も何とか舎外種目を終えたようです。
 一つ心なごむ光景がありました。 3年、2年は開始前に普通の準備運動をするのですが、5・6時間目の1年生はかわりに富高体操をおこなったようです。 授業中、窓から第一体育館を覗けば、1年生の元気な体操姿が。窓側の生徒はそろって我が身と重ね合わせながらながめていたことでしょう。

背面黒板 5月6日(水)
 今日は通常の6時間の授業が終わったあと、7限目に3学年そろって数学の単科テスト。 学年担任団方針による格差は大きく、3、1、2年の順に難易度が高かった模様。
 ところで、富校の便利グッズの筆頭格であった「生徒名簿」(富校大百科事典参照)ですが、今年からプライバシー問題が絡んで廃止となってしまいました。 かわりに配られるのは、自分のクラスの名簿だけ。 仕方のないことではありますが、風邪を治すのに良薬を用いず、患部を切り取るようなことをせざるをえない世の中がちょっと寂しいです。

鯉 5月5日(火)
 短い今年のゴールデンウィークの最後を飾るこどもの日。で、3年生は学研模試2日目。 今日は国語と理科ですが、文系では通称「東大京大組」と呼ばれる地歴2教科受験者たちが地理を受けました。 なお、国語の漢字問題で、以前進研模試に出た「輪郭」が出題されており(97/11/2参照)、テストの見直しのありがたみが叫ばれました。
 ほっと一息つく間もなく、明日には数学の単科テストが待ちかまえています。 聞くところによれば、学年によって単科テストの難易度には極端な差があるようです。 現3年は難しく、現2年は簡単。初めての富校テストとなる新入生の単科テストは、果たしてどちらに転ぶのでしょうか。

学研コード 5月4日(月)
 今日は3年生のみ学研模試。外部模試で5教科はこれで2度目ですが、前回はマークシートだったのに対して今回は記述式。 今日の地歴はまだしも、明日の物理には不安がいっぱいです。
 志望校記入用紙には、国公立と私立それぞれ4つずつの記入欄がありますが、そんなに書ける人はめったにいません。 ただでさえ富校は私立の対策をほとんどやりませんから、みんな第3、第4志望あたりになると適当に有名どころを選んで書いています。 または、裏をかいてマイナーどころを書いておき、志望校別1位をねらう野心家も多数。

窓から顔出し 5月2日(土)
 風薫る皐月、どころの騒ぎではなく、富山は暴風が吹き荒れています。 ガタガタと鳴り止まぬ教室の窓から外をながめると、グランドの砂を舞い上げて風が踊っています。 それでいて太陽はさんさんと輝いているものですから、窓も開けられずに暑くて暑くて。
 学ランの脱げない女子の心中を察しますが、合い服で登校した元気な子も1名いたという話です。えらい。
 明日からゴールデンウィークですが、4月30日に書いた通り、富校生にとっては一つもゴールデンじゃありません。


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